夏のはじまりはVオタのはじまり

今年のMUSICDAYが楽しくて、夏がはじまったのが嬉しくて、ふと私がV6オタクのはじまりを築いた夏の話をしたくなったので、させて頂きます。

 


私のV6に対するイメージは、完全に「嵐の先輩」だった。

 

私は現在進行形で嵐オタクをやっている。嵐は小6の時にバラエティをキッカケにハマり、もう好きになって4年が経ち、2016年の夏から好きになって5年目を迎える。

だが私は、そもそも嵐ファンになると思ってもいなかった。どちらかと言えばジャニーズを批判して生きてきた人間だったからだ。だから嵐ファンになったときジャニーズで好きになるのは後にも先にも嵐だけと思っていた。

 

嵐が昔、5人でワールドカップの話をしていた時、「前までDJは坂本くんがやってたんだから、次やるならリーダーでしょ」「坂本くん、どんなこと言ってたっけ?」「選手の名前一人ひとり言ってたよ、ちゃんと覚えてたよね」「ああ覚えてた」「覚えてたよな、スゲェな、ハンパねぇ」という会話をしていた。私はそこで初めて坂本さんの名前を知った。下の名前も知らなかったけど、嵐がとても尊敬している人だということと、バレーボールのDJをしていた人だということが分かった。坂本さんの印象はファンになるまでほぼそれで、あとは「ジャニーズで歌が上手いランキングは大体1位」。


岡田さんは顔と名前は知っていたが、これといった印象も持っていなかった。だから「嵐にしやがれ」にゲストとして来た時の印象が初めて持った印象だった。「木更津キャッツアイ」で櫻井くんと共演しているので双方のファンから2人の絡みが支持されているのも感じた。そして大野くんとJrの頃同期だったということは、この嵐にしやがれを通して私は知った。あとは、この嵐にしやがれを見て、岡田さんがジャニーズだということは分かっていたはずなのに、ドラマや映画の番宣でバラエティに岡田さんが出ていると、「岡田准一」という俳優さんだと思ってしまうことが何度もあった。それだけやはりV6ファンでない人からの「俳優岡田准一」の印象は強いのだと思う。図書館戦争はもともと原作が好きで、映画館には見に行っていなかったが、ハマリ役だなと思っていた記憶がある。


井ノ原さんの印象は圧倒的に「ピカ☆ンチの人」だった。私の中ではそれだけだった。


そして、長野さんと森田さんに関しては、ファンになる前の印象が全くといっていいほどない。私はV6というグループ名を知っていながら、メンバーが6人いるということすら、分かっていなかったのである。いや、正確にいえば、V6が何人グループかなんて、考えもしていなかったのだろう。そして後に私のいわゆる「担当」となる三宅健さんと、私は2013年にVS嵐で出会う。

 

2013年10月に放送されたVS嵐に、三宅さんが舞台「炎立つ」の宣伝でゲスト出演した。三宅さんは嵐のチームの「プラスワンゲスト」として出演していた。私はこの時初めて三宅さんを認識した。出てきたときの印象は「先輩にしてはとても若く見える」「可愛らしい」とかだった。あとすっごいサル耳だと思った。それも可愛いなと思った。


私は嵐ファンになってこの方ずっと二宮くんを担当としている。私は男性アイドルも女性アイドルも好きなオタクなのだけれど、好きになるアイドルは今まで俄然「ザ・アイドル」「ぶりっ子可愛い」キャラばかりだった。二宮くんも結構ファンからは「あざとい」「可愛い」と言われる立場のアイドルであり、「一グループに一人はいる可愛いキャラのメンバー」だった。私は三宅さんを見たとき、彼もまた可愛いといわれる立場のアイドルなんだろうと思った。私は三宅さんのことをこの時点で好きになっていた。でもそれはV6の三宅健としてではなかったので、ファンとまでは言えない。

それからすぐ、2014年のVS嵐の新春スペシャルに、三宅さんがゲストとして来た。登場早々に相手チームにいる野球選手の「まーくん」に「まーくんだぁ」と言って近づいていき、後輩である嵐に注意されている三宅さんはめちゃくちゃ可愛かった。この人やっぱり好きだなあと思った。

8月にはドラマ「ほっとけない魔女たち」の宣伝でまたVS嵐に三宅さんが来た。この時が初めての嵐の「対戦チーム」としてのゲスト出演だったが、一年も経たないうちに3回目の出演である。私はファンでもないのに三宅さんを定期的に拝見させて頂く形になった。「ゴーゴースイーパー」という車に乗ってボールを運ぶゲームでは、ゲームを始める前にガチャガチャ動いて「まだだよ健ちゃんまだだよ」とこれまた後輩である嵐に注意される三宅さんの可愛いはとどまることを知らなかった。

ホンマでっか!?TVにゲスト出演していたのもたまたま見ることが出来た。可愛すぎて私はもう爆発しそうだった。

そんな2014年、バラエティで三宅さんを見る機会が多かったことに加え、この年のV6は音楽番組への露出が多かったように思われる。

MUSICDAY、FNS歌謡祭、Mステなどで嵐が出ているからとチェックすると、V6も出ているということが多くあり、そこでV6は大体「Sky's The Limit」を歌っていた。私は三宅さんを認識してから初めて歌っている姿を見たのが、このSky's The Limitだったと思う。曲の感想はシンプルに「カッコイイ」。FNS歌謡祭では数々のジャニーズグループが交代制で歌っていく企画があり、嵐からV6へという順番だった。嵐が歌い終わったあとに出てきたV6が嵐に抱きついてわちゃわちゃしていたのは仲良しが垣間見れて自然と顔がほころんだ思い出がある。ただ歌っている姿を見てもまだ私はV6に堕ちなかった。

 

 2015年、VS嵐の新春スペシャルに三宅さんが来る。「未年チーム」での出演だった。

三宅健は干支までかわいいのだ。


 

そして2015年7月2日。V6が6人でVS嵐に出演するという。それが知らされたとき、私は心から嬉しかった。V6のメンバーは、まだこの時もイマイチ全員分かっていない。だがうれしいのは本当だった。それはきっと、「嵐が一番喜ぶゲストだ」と考えていたからだと思う。3年嵐オタクをやってきて、5人がV6兄さんを大好きなのはいろんな箇所で伝わってきた。大野くんが楽屋で「TAKE ME HIGHER」をかけてコンサート前に士気を高める話はもう3回ぐらい聞いたし、これはV6ファンにぜひとも知ってほしいが嵐は「コンサートのMCでV6の話で盛り上がり、お客さん置いてきぼりにして昔話に浸る」ということが以前にあった。案の定VS嵐スペシャルはとても面白くて何より嵐もV6もうれしそうだった。それを見てこっちまでうれしくなった。それに加えて私はV6全員の顔と名前を一致させることに成功した。長野さんに対しては(横顔造形美大会優勝だ)と思ったし、森田さんは無口だという印象が強かったが口に手をあてて笑う様子はとても可愛らしかった。全員分かった上で、やっぱり三宅さんが一番好きだなあと思った。でもそれだけだった。V6オタクになるなんて思ってもいなかった。いや、正確に言えば心の奥ではV6オタクにならないよう言い聞かせていたのかもしれない。嵐を追いかけてきた経験から推測するに、V6は嵐と同等もしくはそれ以上にわちゃわちゃ感が強いグループであると思われた。私はわちゃわちゃが大好きである。そもそも嵐にハマったのも嵐の曲やパフォーマンスからではなく5人の関係性からであるからして、私はまたV6のわちゃわちゃを見せられたら懐から財布を取り出してしまうであろうと思っていた。だから私はハマらないハマらないと自己暗示をしていた。掛け持ちっておそらく大変だし、ジャニーズで好きになるのは後にも先にも嵐だけと誓っていたからだ。

 

だがその誓いも2日後に破られる。

 

「THE MUSICDAY 音楽は太陽だ。」2015年7月4日に放送された、櫻井翔が総合司会を務める音楽番組である。多くのジャニーズグループが出演し、各グループが自らの楽曲を披露するのはもちろん、ジャニーズ51名がシャッフルされて「ジャニーズメドレー」を披露する企画があるという。私は嵐が出る!と胸を躍らせると同時に、V6が出る!と胸を躍らせた。あのVS嵐を見てV6をチェックしないわけがなかった。ジャニーズメドレーは夕方の早い時間にくるというので、私は万全のスタンバイをしていた。メドレーが始まって「無責任ヒーロー」で三宅さんを発見した時はあまりの可愛さに目を疑った。


ここで言うが、私はこのMUSICDAYが終わる時には既に三宅さんに堕ちている。だが、ファンになったのは「ジャニーズシャッフルメドレー」が原因ではなく、後のV6のメドレーが原因である。

 

V6はメドレーを披露した。最初は「WAになっておどろう」だった。カメラに抜かれた櫻井くんがニコニコしながら踊っているのを見て私は危うく泣くところだった。V6兄さん大好きかよ、、、。

続いてMUSIC FOR THE PEOPLE、Darlingときて、V6の曲は「Sky's the limit」しか知らないと思っていた私が全部聴いたことがあったから驚きだった。Darlingを歌っている間私はずっと三宅さんを見ていた。というより、目が離せなかった。なぜか?それは私が今まで6人の中だと三宅さんが好きだと思ってきたからというだけの理由ではない。ただ、そのとき一番かっこよかった!!!!!!登場した時から思ってはいたのだが、この時三宅さんは前髪を上げていた。ここで重要なポイントは、「ジャニーズシャッフルメドレー」では前髪を下ろしていたということである。V6のメドレーを披露するため再登場した時に、前髪を上げてセットしてきたのである。私は三宅さんを認識した2013年からずっと、私の中での三宅さんの髪型は金髪のウェーブかマッシュだった。それがいきなり前髪を上げているから驚きである。三宅さんは自分の髪型をジャニーズシャッフルメドレーの時と自身のメドレーの時とで変えることにより、かわいい自分とかっこいい自分のギャップを見せつけ視聴者の心を掴もうとしたのかもしれない。もしくはただ前髪が長くて邪魔だったのか。どちらにせよ私は前髪を上げた三宅さんにまんまと心を掴まれてしまった。それと同時に思っていたことがある。なぜこの人は腕まくりをしているんだ??????かっこいいにも程がある。よしてくれ。今まで私は三宅さんを認識してからずっと、約1年半もの間「かっこいい」というより「かわいい」とばかり思っていて、腕まくりをする男前な三宅さんなど知らなかった。本当に鼓動が速くなった。初恋の時みたいだった。そして極めつけの愛なんだで無事、私は三宅さんに堕ちる。「いつでも どこでも 与えたい もっとすべてを変えてみたい」で三宅さんを映したカメラマンさん、スイッチャーの方に私は表彰状を贈りたい。そこで健くん映ってたっけ?と思ったあなた、もう一回2015年のMUSICDAYを見てほしい。サイコーにかっこいい三宅さんが見れるから。

 

そんなこんなで、三宅さんに堕ちた私だったが、これではV6ファンというより三宅さんのファンである。私は三宅さんを好きになるなら、V6ごと好きになりたいと思った。そして私は某動画サイトでV6の動画を見まくるという新規Vオタあるあるルートを辿り、どんどんV6の沼にハマっていった。坂本さんが実はヘタレ足長おじさんだとか岡田さんが実はめちゃくちゃ変人だとか、ハマってすぐのメンバーたちへの衝撃は恐らくみなさんが思ってることと一緒なので割愛する。


私は自分の知らないV6を知っていくことが楽しくて仕方がなかった。嵐ファンになって4年が経って、V6ファンになって1年が経って思うことだが、「ファンになりたて」の時期は私が一番ファンを楽しんでいる時期なのである。何年経っても好きな気持ちは変わらないしむしろ大きくなっていくが、アイドルを応援するということに限らず、知らないことを知っていく時間はとてもワクワクするしドキドキするし、ファンになったときのことをふと思い出してみればそのときの気持ちが鮮明によみがえってきたりするものである。だから私は2015年のMUSICDAYが一番好きだし、「Sky's the limit」を聴けば三宅さんを気になりだしたあの頃にタイムスリップすら出来るように思えた。

 

私は来年も再来年も、夏がくればはじまりを思い出すだろう。

そして前髪を上げ腕まくりをして愛なんだを歌う三宅さんをリピートするのである。